男性型脱毛症に効くツボとニキビの関係

男性型脱毛症は、DHTという物質が頭髪のヘアサイクルを乱すことが原因とされています。このDHTは、男性ホルモンであるテストステロンから転換されます。したがって男性ホルモンが多く、いわゆる男らしい人ほど、男性型脱毛症になるリスクは大きいと言えます。同じように、DHTが原因となる症状にはニキビがあります。DHTは皮脂腺の細胞分裂を促進し、皮脂の分泌を増やす作用があります。思春期になってニキビができるのは、男性ホルモンが急激に増えるためと考えられます。また女性にニキビができるのは、ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが優位になった時が多いとされています。ニキビが多い人は、男性ホルモンをDHTに転換させる酵素の量が多いというデータもあります。
男性型脱毛症はDHTの作用を抑えることで防止できますが、それだけでは育毛効果までは期待できません。髪の毛を育てるには、毛根に養分をたっぷりと与えることが必要です。そのためには頭皮の血行促進が大切になります。もちろん育毛薬を塗布するのも有効ですが、東洋医学の知識を応用して、ツボを刺激し血流を改善させる方法もあります。
男性型脱毛症に効くツボとして代表的なのは、頭頂部にある「百会」です。これは両耳の上端を結んだ線の中心にあたる場所で、全身の経絡が集まる点と言われています。ここから左右に少しずれた場所にある「通天」も、頭皮の血行を促進させるツボです。さらに後頭部の生え際にある左右両側のくぼみも、「風池」と呼ばれる抜け毛予防のツボです。これらのツボにブラッシングのとき刺激を与えたり、シャンプーのとき意識してマッサージしたりすることで、育毛薬との相乗効果を期待できます。

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